私にできること [雑感]
3月26-27日にかけて自転車(マウンテンバイク)で葛西大磯間の往復移動にチャレンジしてみて、色々と自分の中で被災者の方々に自分にできることはなにかと考えが次々とめぐっていきました。
当初は避難している家族に会いに行くということが目的で、普通に電車で戻るのも面白くないと思い予定も入っていなかったので、運動がてらに自転車での移動に挑戦してみようと思ったのがきっかけでした。出発してから少しすると東京の街中でもいたるところで壁の補修工事や立ち入り禁止などの看板を目にし、これも震災の影響なのかなと思いました。震災以来自分にできることはなにかと時折考えていました。募金、節電、買い占めしない、などできることはやってきました。ただ、まだ自分としてはしっくりこない部分があり、普段の生活の中でまだなにかできると感じていました。そういったこともあり、今回の移動距離に際して公共交通機関の交通費分を義援金として使わせていただこうという考えにたどり着き、目的地にむかう勇気も出てきました。これが背伸びせず今の自分にできることと思い、また今後も別の機会でもどんどん実行していこうと、往路出発後数時間の時点ではそう意気込んでいました。
ただ今回の往復路総移動距離は180~190km程。多少運動体力はあると自負はしていましたが、トレーニングをしていない一般人の私にとって後半からは正直ただつらいだけでした。
ただつらいだけ。痛み、体力の消耗、そして寒さ。つらいだけ。だから自宅に戻ってこれたときほっとしました。ちゃんと戻ってこれたと。つらかったけど戻ってこれた。
移動の後半辺りからつらいという思いと同時にひしひしと感じるものがありました。電車のありがたみ、自動車のありがたみを。これほど便利なものをつくってくれた社会にありがたみを肌で感じました。自転車での往復移動時間は約15時間。レース用の自転車ではないのでさほど速くはありませんがペース的にはがんばったほうだと思っています(ちなみに今回の自転車移動に関し、1.歩行者優先、2.安全第一、をモットーとして取り組みました。ロードレーサーのような走りはできないのでかなり歩道も走らせてもらいました。)。それでも電車や自動車には到底かないません。今回は時間的な余裕があったので挑戦することができましたが、通勤や通学としてこの距離を自転車で移動することは不可能です。電車や車はそれを可能にしてくれました。とても便利でまた画期的でした。
今回の震災で電車が膨大な電気量を使用するということをあらためて認識しました。自動車も電気がなければ造ることもできません。今後自動車業界では主となっていくであろうの電気自動車であればなおさら電気の使用量は増えていくはずです。
原子力発電所は便利で画期的な社会を造るために必要な電気量を補うため大きなお手伝いをしてくれていました。今回震災により原発は手に負えないほどのダメージを受けそして今もなお社会に害を撒き散らしています。これから当然原発廃止の方向に日本は流れていくのだと感じていますし私も原発廃止には賛成です。ただし原発の非難は絶対しません、というか非難できません。私は完全に便利で画期的な社会に甘えていた人間ですから。
一刻も早く原発事故の収束を切に願っています。そして今後これまでより少し便利ではなく画期的な社会でなくても、安全で健全な社会になるよう協力していきたいと思っています。ちょとした体力勝負の時代、ちょいガテン系の時代でもいいのかもしれません(笑)。一駅分走る、一バス停分歩く、などで大分変わると思います。
◎今回の自転車での移動距離 約190km。移動交通費往復分 1690円×2=3380円。まだがんばれそうです。
※自転車で移動中に桜が咲いているのを見つけました
当初は避難している家族に会いに行くということが目的で、普通に電車で戻るのも面白くないと思い予定も入っていなかったので、運動がてらに自転車での移動に挑戦してみようと思ったのがきっかけでした。出発してから少しすると東京の街中でもいたるところで壁の補修工事や立ち入り禁止などの看板を目にし、これも震災の影響なのかなと思いました。震災以来自分にできることはなにかと時折考えていました。募金、節電、買い占めしない、などできることはやってきました。ただ、まだ自分としてはしっくりこない部分があり、普段の生活の中でまだなにかできると感じていました。そういったこともあり、今回の移動距離に際して公共交通機関の交通費分を義援金として使わせていただこうという考えにたどり着き、目的地にむかう勇気も出てきました。これが背伸びせず今の自分にできることと思い、また今後も別の機会でもどんどん実行していこうと、往路出発後数時間の時点ではそう意気込んでいました。
ただ今回の往復路総移動距離は180~190km程。多少運動体力はあると自負はしていましたが、トレーニングをしていない一般人の私にとって後半からは正直ただつらいだけでした。
ただつらいだけ。痛み、体力の消耗、そして寒さ。つらいだけ。だから自宅に戻ってこれたときほっとしました。ちゃんと戻ってこれたと。つらかったけど戻ってこれた。
移動の後半辺りからつらいという思いと同時にひしひしと感じるものがありました。電車のありがたみ、自動車のありがたみを。これほど便利なものをつくってくれた社会にありがたみを肌で感じました。自転車での往復移動時間は約15時間。レース用の自転車ではないのでさほど速くはありませんがペース的にはがんばったほうだと思っています(ちなみに今回の自転車移動に関し、1.歩行者優先、2.安全第一、をモットーとして取り組みました。ロードレーサーのような走りはできないのでかなり歩道も走らせてもらいました。)。それでも電車や自動車には到底かないません。今回は時間的な余裕があったので挑戦することができましたが、通勤や通学としてこの距離を自転車で移動することは不可能です。電車や車はそれを可能にしてくれました。とても便利でまた画期的でした。
今回の震災で電車が膨大な電気量を使用するということをあらためて認識しました。自動車も電気がなければ造ることもできません。今後自動車業界では主となっていくであろうの電気自動車であればなおさら電気の使用量は増えていくはずです。
原子力発電所は便利で画期的な社会を造るために必要な電気量を補うため大きなお手伝いをしてくれていました。今回震災により原発は手に負えないほどのダメージを受けそして今もなお社会に害を撒き散らしています。これから当然原発廃止の方向に日本は流れていくのだと感じていますし私も原発廃止には賛成です。ただし原発の非難は絶対しません、というか非難できません。私は完全に便利で画期的な社会に甘えていた人間ですから。
一刻も早く原発事故の収束を切に願っています。そして今後これまでより少し便利ではなく画期的な社会でなくても、安全で健全な社会になるよう協力していきたいと思っています。ちょとした体力勝負の時代、ちょいガテン系の時代でもいいのかもしれません(笑)。一駅分走る、一バス停分歩く、などで大分変わると思います。
◎今回の自転車での移動距離 約190km。移動交通費往復分 1690円×2=3380円。まだがんばれそうです。
※自転車で移動中に桜が咲いているのを見つけました
2011-03-28 22:01
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